★「読書へ踏み出す方法」の1つ
私は、休みの時はなるべく外に出るようにしています。目的はその時々ですが、最近は友人・知人・元同僚に会う日を多く作っています。これまで場所やモノに重点を置くことが多かったので、ここ最近は人に時間を使おうと思っています。
その中で、夏休みのある日に友人である国語の先生(T君)に会ってきました。せっかくですので、色々教育トークをしようと思って行ってきました。
そもそも夏期講習期間に入ってから気になっていたのが、生徒の中で、自分から読書をしている子が思ったより少ないということでした。以前にも伝えましたが、国語の読解力は全教科の土台です。この力が弱いと全教科に響きます。そんな読解力を鍛えるには、やはり読書を習慣化することが近道だと思います。ただ、今まであまり本を読んでこなかったという生徒にとっては、読書をするというのはけっこう大変なことだというのもわかっています。でも取り組んでもらいたい。じゃあどうすればいいかなということで、友人T君(国語の先生)に聞いてみました。
大川「T君、今まで本を読んでこなかった人は、どんな本から始めるといいかな?」
T君「う~んと、映画の原作本がいいんじゃないかな?読みやすいし。」
大川<心の中>(まずは本に親しむのが大切なので、読みやすいものがいいってこと
だな。)
大川「映画の原作本か。いいね。せっかくだから、T君のおすすめはある?」
T君「『いま、会いにゆきます』なんてどうかな?ちなみに映画では泣いて
しまったよ。」
大川<心の中>(古!知ってるけど…(笑))
『いま、会いにゆきます』(市川 拓司)。ジャンルはラブストーリーです。私もかなり昔に読みました。映画は見たことがありませんが、恥ずかしながら本で号泣した記憶があります(笑)。ラブストーリーはけっこう感情移入しやすいので、日常の気分転換にもいいと思います。そして泣くとけっこうスッキリします(リフレッシュ!)。本は苦手でも、映画は好きだって人はけっこういますよね。自分が気に入った映画は、原作本も読んでみるって感じで読書をスタートするのもいいんじゃないでしょうか?