★記憶は記録しよう!
現在、梅草庵は定期試験強化月間に入っており、6月11日(土)は中学生対象の『英語ワンコインレッスン』を実施いたしました。英語の授業を行うのはもちろんとして、その日は中2のクラスで「スパイラル勉強法」というものをお伝えいたしました。
詳細は生徒達の頭に入っているものと信じて(笑)、ここでは省きますが、端的に言うと「どの科目の勉強をどの日にやるとよいか。」というものです。この「どの日にやるか」を含め、試験勉強は「質と量の両方を充実させること」が大切です。わかりやすい例で言えば、たとえ「3時間勉強した!」としても、その内容が教科書を読むことだけだった場合、それは得点力強化という点でまだまだ足りません。また、女子にありがちなのがノート作りです。きれいなノート作りをしてポイントをまとめ直すことは良いことですが、ノートを作ってそれで終わりだったらあまり意味がありません。ノート作りの目的は「きれいなノートを作る!」ことではありませんよね。きれいなノートで重要事項を覚えることが目的のはずです。つまりノート作りは、試験勉強の準備段階に過ぎないということです。くれぐれも満足しないようにしましょう。
では、何をもって試験勉強かといったら、やはり問題をたくさん解くことです。重要事項の暗記を終えた(と思った)ら、解く作業を開始しましょう。これをやって初めて、自分が本当に覚えたのかがわかるはずです。〇には自信を持ち、×は謙虚に受け止めましょう。そして、その×の箇所の覚え直しをする。その反復です。試験本番前に問題練習を通じて試験範囲の×を限りなくゼロに近づけておけば、試験本番の答案用紙は×が少ないもので返されることになるのではありませんか?