★自主性への道
現在、当塾では2学期期末生徒面談期間に入っています。
まだ期間の途中ですが、印象に残った面談がありましたので、今回はそれを紹介させていただきます。
その生徒は、ここ最近試験での得点力が伸び悩んでいました。しかし、今回の期末試験で、課題であった教科の点数が伸びたのです。
ですから、私は素直に「点数上がって良かったね!」と褒めたのです。
すると、その生徒の反応は「いや~、まだまだっすよ。」とのこと。
私の方が甘かった!
驚きと共に、その生徒の自分自身への厳しさを感じ、嬉しく思いました。
当塾では、「生徒の自主性を伸ばす」ということを授業の根幹の1つにしています。
その自主性において、大事な要素となるのが「自分で自分にプレッシャーをかけられること」だと考えています。他人から言われなくても、自分で目標を立てそこに向かって追い込んでいく力です。その力がつきさえすれば、周りにいる側としては、あとは見守り、そして的確なタイミングで励ましやアドバイスをするだけで、その生徒は勝手に実力をつけていくと思います。
塾生全体として、「これをやってきなさい。」と言ったものは、どの生徒もきちんとやってきてくれています。特に2学期開始から約3か月、小テストの満点を継続している生徒もおり、感心させれています。
今後は「これもやっとくといいよー。」と言ったものに、どれだけ取り組めるかがポイントだと思います。完全な自主性に行くのがまだツライ生徒にとっては、まずはこういった「半強制」と呼べるものからチャレンジしてもらいたいと思います。